ワセダノオトコ（2021年生、母ミカルベウス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、野坂牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、酒井孝敏によって594万円で落札された。

2歳（2023年）

6月9日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は455kg。4頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るポッドレオを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月8日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のしながわ水族館賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したリュウワンカノアに半馬身届かず2着に敗北した。

3歳（2024年）

1月26日、中3週で迎えた4戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタケシに3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月17日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、佐野遥久騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳オープンの優駿スプリントトライアル（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐野遥久騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた8戦目は、一般B3六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐野遥久騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のフォーチュネイトあさがお特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐野遥久騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るマジックオブラブを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて順当に勝利した。