リュウワンカノア（2021年生、母リュウワンティアラ）

リュウワンカノア（2021年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のルックスザットキル（当時9歳）と交配したリュウワンティアラが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は今野活博。2023年の日高軽種馬青年部連合会特別に勝利した他、2023年のアンバー特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

米川昇厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

4月19日、デビュー戦は亀井洋司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスーパーフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた3戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

8月2日、中9週で迎えた4戦目は、2歳戦のびらとり黒豚賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい9着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた5戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホクレンSS賞（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったレッドオパールに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月29日、中1週で迎えた6戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るトドイワハリアーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月12日、中1週で迎えた7戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のブルーオーソをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

10月5日、中2週で迎えた8戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのネクストスター門別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた9戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアンバー特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月7日、中2週で迎えた10戦目は、2歳オープンの日高軽種馬青年部連合会特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のコンバットココに1馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

12月8日、中3週で迎えた11戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のしながわ水族館賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したチャダルクンにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月30日、中2週で迎えた12戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のワセダノオトコを半馬身振り切って単勝一倍台の期待に応えた。