コンバットココ（2021年生、母ピエモンテ）

コンバットココ（2021年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時10歳）と交配したピエモンテが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下清志。2023年の日高軽種馬青年部連合会特別で2着に入った他、2023年のルビー特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村下清志から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、北海道馬主会アプエンテによって297万円で落札された。

山田和久厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

5月3日、デビュー戦は黒沢愛斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るトラジロウを強烈な末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

6月8日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

6月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

7月18日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、2歳オープンのルビー特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦1勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったトラジロウに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

8月17日、中3週で迎えた5戦目は、2歳オープンのサッポロ生ビール黒ラベル特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で黒沢愛斗騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンの十勝軽種馬農業協同組合特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で黒沢愛斗騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのサファイア特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で黒沢愛斗騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月10日、中3週で迎えた8戦目は、2歳オープンのトルマリン特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で黒沢愛斗騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた9戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ9（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で黒沢愛斗騎手（8戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンの日高軽種馬青年部連合会特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で黒沢愛斗騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したリュウワンカノアを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

3歳（2024年）

4月17日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鳥待月特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の稲苗月特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（10戦1勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフレアリングアークをクビ差振り切って2勝目を収める