インターポセイドン（1991年生、母コガネポプラ）

インターポセイドン（1991年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマグニテユード（当時16歳）と交配したコガネポプラが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）コガネ。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。1993年のシクラメンステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

8月15日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のメルシーステージに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月29日、中1週で迎えた2戦目は、2歳オープンのクローバー賞（函館芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた3戦目は、2歳G3の函館3歳ステークス（函館芝1200m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

11月20日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島3歳ステークス（福島芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月11日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、2歳オープンのシクラメンステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は的場均騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

3歳（1994年）

12月18日、約12か月半の休み明けで迎えた6戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

4歳（1995年）

11月26日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、キクノジョセフィンにクビ差交わされて2着に惜敗した。

12月9日、中1週で迎えた8戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5歳（1996年）

1月27日、中6週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。