ジェイケイネオ（2010年生、母ジェイケイクリス）

ジェイケイネオ（2010年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時10歳）と交配したジェイケイクリスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤川ファーム。戦績は、中央平地28戦1勝2着3回、地方8戦0勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

7月1日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、レッドレイヴンに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月1日、中8週で迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったダンツアトラスに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

11月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

3歳（2013年）

1月12日、中3週で迎えた5戦目は、F.ベリー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

3月17日、中8週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

4月14日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、4着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

6月16日、中5週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のリメインサイレントをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

7月7日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下の臥牛山特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

11月3日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、3歳以上500万下の檜原湖特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したオメガユニコーンにクビ差届かず2着に惜敗した。

11月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の伊達特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸田恭介騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた13戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では末脚が冴えず16着に敗れた。

4歳（2014年）

1月19日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の熱田特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（6戦1勝）。17頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、5着に終わった。

2月24日、中4週で迎えた15戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に敗れた。

6月15日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下の八雲特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下の北斗特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（8戦1勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

11月15日、約3か月の休養明けで迎えた20戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の高湯温泉特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた21戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1900m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

5歳（2015年）

1月24日、中5週で迎えた22戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

4月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の飯盛山特別（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

4月26日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下の川俣特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤工真騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

7月18日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、3歳以上500万下の臥牛山特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた27戦目は、3歳以上500万下の知床特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（9戦1勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた28戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

11月5日、中9週で迎えた29戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、トパーズ賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた30戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、野馬追賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

12月30日、中4週で迎えた31戦目は、アデュー2015賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

6歳（2016年）

1月14日、中1週で迎えた32戦目は、ジャニュアリー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた33戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、節分賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた34戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた35戦目は、八丈島フリージア賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた36戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、イルカウォッチング特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。