アヤミーチャン（2012年生、母ヒシシンエイ）

アヤミーチャン（2012年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より＋呼称」。毛色は栗毛。種牡馬のルールオブロー（当時11歳）と交配したヒシシンエイが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）カミイスタット。戦績は、中央平地5戦0勝、地方5戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の3歳C2一。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

10月25日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。18頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

12月6日、中5週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

3歳（2015年）

2月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

3月14日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

4月19日、中4週で迎えた5戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

5月23日、中4週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた6戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の盛岡市職員盛駿会会長杯（盛岡芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったコスモエルドールをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

6月7日、中1週で迎えた7戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のプラムチャンを半馬身振り切って初白星を挙げた。

6月15日、連闘で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

6月29日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた9戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C1三（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、エクソールナーレに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月12日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。