ランペドゥーザ（2016年生、母セイウンユウカ）

ランペドゥーザ（2016年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「イタリアの島名」。毛色は栗毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時16歳）と交配したセイウンユウカが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は株式会社ミリオンファーム。主な勝ち鞍は2019年のカーネーションカップ(500万下牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ミリオンファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ミルファームによって216万円で落札された。

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

8月26日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は472kg。17頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びを欠き17着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた2戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

11月4日、中6週で迎えた3戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず15着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩部純二騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた5戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた6戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた7戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り小雪/良）に出走。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

3歳（2019年）

1月19日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下の若竹賞（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

1月26日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るフィリアーノを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳500万下のデイジー賞（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で江田照男騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳500万下のカーネーションカップ（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で江田照男騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のファナティックを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

11月24日、約6か月半の休み明けで迎えた16戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのオリエンタル賞（東京芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で江田照男騎手（9戦2勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

4歳（2020年）

4月11日、約4か月半の休み明けで迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの野島崎特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で江田照男騎手（10戦2勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上2勝クラスの秩父特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で江田照男騎手（11戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスのテレ玉杯（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

8月16日、約3か月の休養明けで迎えた20戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの三面川特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

9月26日、中5週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。