アジヤトシジン（2000年生、母アジヤフラワー）

アジヤトシジン（2000年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋馬主名より＋馬主の家族名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時11歳）と交配したアジヤフラワーが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）桑田ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方31戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳B3。

経歴

デビュー前

西塚安夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

9月7日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

10月26日、中4週で迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

3歳（2003年）

4月15日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい6着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた7戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた8戦目は、3歳B3（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、ナショナルステージに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下康一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下康一騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下康一騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた12戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のゼンノゼイノイをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

7月12日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のカンナ賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（2戦1勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

8月25日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、3歳戦のハマナス賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐剛紹騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

9月7日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた16戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は熊木良介騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

9月16日、連闘で迎えた17戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

10月28日、中5週で迎えた18戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で熊木良介騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた19戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で熊木良介騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた20戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、ワカリライアンスに交わされて1馬身差の2着となった。

12月2日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3-8（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい6着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-7（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-8（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で大枝幹也騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

4歳（2004年）

3月28日、約3か月の休養明けで迎えた24戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず12着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-10（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた26戦目は、金沢都ホテル杯（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は熊木良介騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

5月23日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた27戦目は、一般C2 12（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2 12（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

6月20日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた29戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、一般C2-9（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

8月15日、中5週で迎えた31戦目は、一般C2-7（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

10月4日、中6週で迎えた32戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3 12（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は熊木良介騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた34戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3-10（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた36戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。