ドレスメーカー（1998年生、母ハマナスシャイン）

ドレスメーカー（1998年5月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のジェネラス（当時10歳）と交配したハマナスシャインが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）キヨタケ牧場。戦績は、中央平地16戦0勝、地方8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の竜頭賞(一般C2)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、キヨタケ牧場から「北海道7月当歳市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

ユニオンオーナーズクラブにて総額2,520万円（25.2万×100口）で一口馬主が募集された。

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

10月7日、デビュー戦は古川寛和騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

12月24日、中5週で迎えた4戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

3歳（2001年）

1月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は古川寛和騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川寛和騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

4月22日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川寛和騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川寛和騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で古川寛和騎手（7戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で古川寛和騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は土谷智紀騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、5着に終わった。

8月5日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

9月5日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、3歳戦のセプテンバーシリーズ第2戦（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で土谷智紀騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミツアミから1馬身半差の2着に敗北した。

9月30日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた16戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で土谷智紀騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で土谷智紀騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

12月7日、中6週で迎えた18戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったペルフォルツァから1馬身差の2着に敗北した。

12月28日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2002年）

1月9日、中1週で迎えた20戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のバクシンパワーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月18日、連闘で迎えた21戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、風神賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた22戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた23戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた24戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。