シェーンクラート（2017年生、母ラドランファーマ）
Schon Klart
2017.04.10
シェーンクラート（2017年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「美しい(独)+快晴(スウェーデン語)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時14歳）と交配したラドランファーマが16歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2021年の障害3歳以上未勝利。
経歴
デビュー前
黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2019年）
10月19日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/重）に出走。馬体重は486kg。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、3着を確保した。
11月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。
11月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野中悠太郎騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて7着に沈んだ。
3歳（2020年）
2月1日、中8週で迎えた4戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。
2月16日、中1週で迎えた5戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。
3月15日、中3週で迎えた6戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/重）に出走。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。
4月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に敗れた。
5月3日、中3週で迎えた8戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。
5月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。
7月26日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、4着に入った。
8月23日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアースブレイブ決め手に屈して半馬身差の2着となった。
9月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。
11月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月12日、中2週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
4歳（2021年）
1月24日、中5週で迎えた15戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイシンクローバーからアタマ差の2着に甘んじた。
2月21日、中3週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアーネストホープから2馬身半差の2着に敗北した。
3月7日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月9日、中8週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月29日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月11日、中5週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐雄祐騎手（6戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月22日、中5週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐雄祐騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月5日、中1週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐雄祐騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のアドラメレクに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
9月25日、中2週で迎えた23戦目は、清秋ジャンプステークス（中山障害芝3210m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐雄祐騎手（9戦1勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月6日、中5週で迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐雄祐騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
5歳（2022年）
1月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、牛若丸ジャンプステークス（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で五十嵐雄祐騎手（11戦1勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。
3月3日、中4週で迎えた26戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったダノンティンパニーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。
3月22日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（園田ダート1870m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。
4月13日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。
4月29日、中1週で迎えた29戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。
5月20日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C3（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたミルトディーズ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
6月1日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C3（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（4戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のキタノエイカンに1馬身3/4の差をつけて圧倒的支持に応えた。
6月23日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。
7月8日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた33戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田野豊三騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。
7月22日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた34戦目は、3歳以上C2（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。
8月5日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた35戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2四（園田ダート1400m 曇/重）に出走。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。
8月17日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた36戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は田野豊三騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
8月31日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上C1 C2（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は松木大地騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。
9月14日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C3（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は田野豊三騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。
9月30日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は松木大地騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。