ロージットレター（1986年生、母トウザレター）

経歴

デビュー前

沢峰次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

2月5日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。11頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、デルフォイに交わされて5馬身差の2着となった。

2月18日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバニラエッセンスに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月25日、中4週で迎えた3戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のもくれん賞（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた4戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた5戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のこけもも賞（新潟芝2200m 外回り小雨/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた6戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた7戦目は、4歳400万下のあさがお賞（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のモガミヨンイチに1馬身の差をつけて制した。

7月9日、中1週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳900万下のしゃくなげステークス（新潟芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で寺島祐治騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の加治川特別（新潟芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で寺島祐治騎手（3戦1勝）。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

4歳（1990年）

2月3日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で寺島祐治騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

2月18日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、5歳以上900万下の早春賞（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で寺島祐治騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったグリンチュデスタに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月21日、中8週で迎えた12戦目は、菅原泰夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったロングランシチーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月27日、中4週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下の’90ダービージョッキーズステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原泰夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月21日、中7週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は寺島祐治騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、シンボリプラットに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月5日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で寺島祐治騎手（8戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハイデルスパークを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って単勝一倍台の評価に応えた。

5歳（1991年）

6月8日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、5着を確保した。

7月7日、中3週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下の彦星賞（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は寺島祐治騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

6歳（1992年）

4月12日、約9か月半の休み明けで迎えた19戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は水野貴広騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

6月14日、中6週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた21戦目は、5歳以上900万下の日吉特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の松島特別（福島芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で水野貴広騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。