コアレスタイガー（2004年生、母ブライティアドーツ）

コアレスタイガー（2004年4月12日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋虎」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグランドオペラ（当時20歳）と交配したブライティアドーツが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はコアレススタッド。戦績は、中央平地4戦0勝、地方40戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年の一般C1-2。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

10月14日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

11月26日、中5週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。17頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

3歳（2007年）

1月10日、中5週で迎えた3戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金剛山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

2月21日、中5週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の書写山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた5戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインアタック特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

4月24日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のツイントップ特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

7月2日、中9週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

9月2日、中8週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた9戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

11月11日、中5週で迎えた10戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアプローチアゲンに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月26日、中1週で迎えた11戦目は、リゲル特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のクロスマシェリをアタマ差振り切って2勝目を収める

12月23日、中1週で迎えた13戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

4歳（2008年）

1月2日、中0週で迎えた14戦目は、シクラメン賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で古性秀之騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

3月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、小木とも旗祭り杯（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で古性秀之騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた16戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で古性秀之騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で古性秀之騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた18戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で古性秀之騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクロスマシェリを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

5月19日、中1週で迎えた19戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で古性秀之騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタノムバンチョウを3/4馬身振り切ってファンの支持に応えた。

6月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で古性秀之騎手（10戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた21戦目は、アロハオールスターズ記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で古性秀之騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1-2（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で古性秀之騎手（12戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた23戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、あやとん王子金沢初上陸記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（13戦3勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月11日、中1週で迎えた25戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（14戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タノムバンチョウにクビ差交わされて2着となった。

8月24日、中1週で迎えた26戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（15戦3勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた27戦目は、一般B4-3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（16戦3勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた28戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で古性秀之騎手（17戦3勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた29戦目は、相川美保「香林坊ブルース」杯（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は米倉知騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（18戦3勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月2日、中1週で迎えた31戦目は、FMリスナーズ・チャレンジ杯（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（19戦3勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月18日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（20戦3勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナムラシャイニングにクビ差交わされて2着となった。

12月16日、中3週で迎えた33戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカミタカジョーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月28日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタノムバンチョウを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

5歳（2009年）

1月4日、連闘で迎えた35戦目は、福寿草特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は米倉知騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

4月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた36戦目は、春蘭特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（21戦3勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた37戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般B4-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた38戦目は、一般B4-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた39戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた40戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた42戦目は、一般B4-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（22戦3勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた43戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（23戦3勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（24戦3勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。