アイディンロマン（1991年生、母アイデンノーブル）

アイディンロマン（1991年5月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時10歳）と交配したアイデンノーブルが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）畑端牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着2回、地方14戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年のコスモス特別。

経歴

デビュー前

中村健二厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1994年）

1月15日、デビュー戦は脇本一幸騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は487kg。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイスーパーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月24日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月25日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のもくれん特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で脇本一幸騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で脇本一幸騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で脇本一幸騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月25日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で脇本一幸騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアローセミックスから1馬身半差の2着に敗北した。

8月9日、中1週で迎えた8戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイエーラッキーをハナ差制して優勝

9月8日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のコスモス特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は脇本一幸騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイシノルビーに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月27日、中2週で迎えた10戦目は、かんむり座特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月13日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、プロキオン特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったプラスターグレースからクビ差の2着に甘んじた。

11月11日、中3週で迎えた12戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のアブクマストーンに1馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。

11月24日、中1週で迎えた13戦目は、オーチャード賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1995年）

1月5日、中5週で迎えた14戦目は、春駒賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は脇本一幸騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月17日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月28日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

5歳（1996年）

1月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

2月11日、中3週で迎えた19戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田優騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したキータイムを差し切れず、1馬身差の2着となった。

3月9日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で本田優騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

3月17日、連闘で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で本田優騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で本田優騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

5月12日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、5歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は10戦連続で本田優騎手（9戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に敗れた。

6月1日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた25戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた26戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったタイエンデバーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。