キータイム（1992年生、母キーフラワー）

Key Time

1992.06.10

キータイム（1992年6月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアンシエントタイム（当時8歳）と交配したキーフラワーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はヤマオカ牧場。戦績は、中央平地11戦2勝、地方5戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

日迫良一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

2月25日、デビュー戦は千田輝彦騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタヤステンバオーに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3月25日、中3週で迎えた2戦目は、4歳500万下のれんげ賞（京都芝1200m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に敗れた。

4歳（1996年）

1月21日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた3戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

2月3日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた4戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のアイディンロマンに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月17日、中2週で迎えた6戦目は、5歳以上900万下の伊良湖特別（中京ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は田島信行騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた7戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上900万下の鴨川特別（京都芝1800m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の浜名湖特別（中京芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（4戦1勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい16着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた10戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の千歳特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

5歳（1997年）

2月23日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のネオロイヤルに1馬身の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。

3月4日、連闘で迎えた13戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のチャンピオンノホシに3馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

3月16日、中1週で迎えた14戦目は、チャレンジカップ（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップアーティストから半馬身差の2着に敗北した。

4月10日、中3週で迎えた15戦目は、ヘールボップ彗星特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクビーナスに2馬身の差をつけて5勝目を収める

10月5日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、土佐山田町打刃物と奴ねぎ特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で花本正三騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。