ロングクリエイター（1993年生、母ロングカホー）

ロングクリエイター（1993年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のクリエイター（当時7歳）と交配したロングカホーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、地方7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年のベストステッキ特別。

経歴

デビュー前

石栗龍雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

11月11日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず12着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

3歳（1996年）

5月4日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたスギノコジョオー決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

6月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

7月7日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた9戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

9月23日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は田中剛騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた11戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、6着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は横山典弘騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスティサンパレスから1馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中1週で迎えた13戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマルチフェイス特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイェンマルクから半馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は横山典弘騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートジャーニーをハナ差制して待望の初勝利を挙げた。

12月24日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、フレンドリーサドル特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1997年）

2月23日、中8週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（9戦1勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月4日、連闘で迎えた17戦目は、フレンドリースパー特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（10戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月29日、中3週で迎えた18戦目は、C.チョン騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の韓国騎手招待（1）（中山ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月19日、中2週で迎えた19戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた20戦目は、板倉真由子騎手を鞍上に迎えて、万代特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月28日、中7週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（福島芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた22戦目は、マルチグレート特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は板倉真由子騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。