マイネルバリュー（2008年生、母パールバーリー）

マイネルバリュー（2008年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋価値」。毛色は青鹿毛。種牡馬のロージズインメイ（当時8歳）と交配したパールバーリーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、地方21戦1勝。主な勝ち鞍は2012年の一般C1五六。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,200万円（12万×100口）で一口馬主が募集された。

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

8月1日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は436kg。17頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月14日、中5週で迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた6戦目は、A.クラストゥス騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたゴールドラム決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

12月18日、中1週で迎えた7戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で大外18番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

3歳（2011年）

1月15日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

6月18日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

7月23日、中4週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた12戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサファイアフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4歳（2012年）

1月4日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、松竹梅特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

1月30日、中3週で迎えた14戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、川幅日本一こうのす賞（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた15戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

2月27日、中0週で迎えた16戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた17戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、デネボラ特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた18戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

4月24日、連闘で迎えた19戦目は、一般C1七（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1五（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で江川伸幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1五六（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で江川伸幸騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のブレーヴスキーをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

6月7日、中1週で迎えた22戦目は、銀座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江川伸幸騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた23戦目は、ヘルクレス座特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で江川伸幸騎手（5戦1勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた24戦目は、わし座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で江川伸幸騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

7月17日、連闘で迎えた25戦目は、武甲山特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で江川伸幸騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた26戦目は、アメリカンアンバサダーカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で江川伸幸騎手（8戦1勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた27戦目は、水彩都市・江東特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で江川伸幸騎手（9戦1勝）。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた28戦目は、新宿区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で江川伸幸騎手（10戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で江川伸幸騎手（11戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

10月1日、中0週で迎えた30戦目は、港区特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で江川伸幸騎手（12戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた31戦目は、オフト新潟賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で江川伸幸騎手（13戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた32戦目は、品川区特別（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で江川伸幸騎手（14戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。