マツノグラスオー（1997年生、母ホウカンプレス）

マツノグラスオー（1997年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアスワン（当時18歳）と交配したホウカンプレスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）豊巻牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方5戦1勝2着1回。1999年のサマーチャレンジ1で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、豊巻牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

5月19日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のヘリオスヤマトに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月1日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳（旭川ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったネオマックイーンから2馬身差の2着となった。

7月14日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ1（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた5戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

3歳（2000年）

7月5日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた6戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2001年）

2月28日、約8か月の休養明けで迎えた7戦目は、嶋崎公治騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。