ロックフレーズ（1993年生、母クインシアトル）

ロックフレーズ（1993年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバイアモン（当時11歳）と交配したクインシアトルが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地17戦0勝、地方26戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の一般C3-4。

経歴

デビュー前

田村駿仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

10月15日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

10月29日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた3戦目は、津曲幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津曲幸夫騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた5戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

3歳（1996年）

1月15日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は津曲幸夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は津曲幸夫騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

3月3日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、5着を確保した。

3月23日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は津曲幸夫騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津曲幸夫騎手（5戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で津曲幸夫騎手（6戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で津曲幸夫騎手（7戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で津曲幸夫騎手（8戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で津曲幸夫騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

8月1日、中4週で迎えた16戦目は、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で津曲幸夫騎手（10戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた17戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で津曲幸夫騎手（11戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。

9月5日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦のペルセウス特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で津曲幸夫騎手（12戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったコダマサーモンからアタマ差の2着に甘んじた。

9月23日、中2週で迎えた19戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で津曲幸夫騎手（13戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の駿馬賞（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で津曲幸夫騎手（14戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は郷原洋司騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

4歳（1997年）

2月1日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg減らして迎えた23戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、一般B3-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月27日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、松下裕樹騎手を鞍上に迎えて、一般B3-4（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた26戦目は、B3-4（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松下裕樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月15日、中8週で迎えた27戦目は、甲田守騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた28戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で甲田守騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で甲田守騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で甲田守騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月4日、中3週で迎えた31戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で甲田守騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で甲田守騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた33戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で甲田守騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた34戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で甲田守騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1998年）

2月1日、中4週で迎えた35戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で甲田守騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシケンフレームから2馬身差の2着となった。

2月21日、中2週で迎えた36戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で甲田守騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた37戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で甲田守騎手（10戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた38戦目は、川野勇馬騎手を鞍上に迎えて、一般C4-1（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月26日、中4週で迎えた39戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は甲田守騎手（11戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のハマナスマイに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月3日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で甲田守騎手（12戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた41戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で甲田守騎手（13戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた42戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月28日、中5週で迎えた43戦目は、一般C3-1（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は川野勇馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。