ジューンレインボー（2019年生、母アグネスパサー）

経歴

デビュー前

武英智厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

1月9日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

3月20日、中9週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったアエリーゾに詰め切れず、約10馬身差の2着に敗北した。

3月27日、連闘で迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

4月24日、中3週で迎えた4戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

6月25日、中6週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は富田暁騎手（2戦0勝）。17頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では別次元の末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のヴィスパメンテに3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

8月13日、中6週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（3戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、マテンロウエールに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月5日、中7週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は今村聖奈騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた10戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は富田暁騎手（4戦1勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

4歳（2023年）

1月22日、中4週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島芝1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

4月29日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は今村聖奈騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた15戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラスの石打特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

7月23日、中8週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた18戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉芝2600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシリンガバルガリスに5馬身の差をつけて2勝目をマークした。

9月17日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラスの兵庫特別（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、ライリッズに半馬身交わされて2着となった。

11月4日、中6週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの三陸特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上2勝クラスの高雄特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

5歳（2024年）

2月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、4歳以上2勝クラスの皿倉山特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は富田暁騎手（6戦1勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は力尽きて15着に敗れた。

3月24日、中4週で迎えた23戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの四国新聞杯（阪神芝2000m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた24戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの奥の細道特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

2024年4月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。