サンスクリット（2017年生、母タッチミーベイブ）
Sanskrit
2017.03.11
サンスクリット（2017年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時12歳）と交配したタッチミーベイブが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2020年のおおぐま座特別(一般C1 C2)。
経歴
デビュー前
藤田輝信厩舎（大井）へ入厩。
2歳（2019年）
7月11日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。馬体重は497kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。
12月2日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカナディアンロブに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。
3歳（2020年）
1月23日、中6週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。
2月27日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のクラシックトライアル（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。
4月1日、中4週で迎えた5戦目は、ブルーバードカップ 東京湾カップTR（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、デスティネに3/4馬身交わされて2着となった。
5月6日、中4週で迎えた6戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の東京湾カップ（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。
9月25日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、おおぐま座特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のバイプレーヤーに1馬身1/4の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。
11月6日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、ザクザクポイント貯まる楽天競馬賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、伸びてきたベルリラ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。
12月31日、中7週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、カウントダウン2020賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。
4歳（2021年）
3月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、桜坂賞（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。
4月30日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、麗春賞（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。
6月30日、中8週で迎えた12戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、競馬ゲームやるなら「ダビマス」賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に敗れた。