ラッシュトウショウ（2008年生、母メイトウショウ）

ラッシュトウショウ（2008年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「突進する＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時14歳）と交配したメイトウショウが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方32戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2012年のIPATカウントダウン7(一般B2一)。

経歴

デビュー前

庄野靖志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

4月2日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は424kg。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

5月1日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

5月21日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

7月23日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。主導権を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、4着に入った。

8月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

9月24日、中6週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

10月25日、中3週で迎えた7戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた8戦目は、一般B4二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したヒラボクエースを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中1週で迎えた9戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、祝KyuSan誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコスモテロメアに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月28日、中3週で迎えた10戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、B3級チャンピオン（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、セフティーステージに半馬身交わされて2着となった。

4歳（2012年）

3月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、ワンタッチ運転代行祝1周年（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた12戦目は、銭五俳句大会特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた13戦目は、倶利伽羅さん八重桜特別（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

5月20日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、一般B3二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般B3三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったサカイチハナミズキに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月17日、中1週で迎えた16戦目は、ビッグゴールドSC杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマイネルフィロスに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月26日、連闘で迎えた17戦目は、一般B2二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた18戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、能登島向田の火祭り特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた19戦目は、宝立七夕キリコまつり特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

8月28日、中3週で迎えた20戦目は、一般B2二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヒカルジュピターに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（10戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったドンイースターに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月25日、中1週で迎えた22戦目は、IPATカウントダウン7（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（11戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサカイチハナミズキに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月7日、中1週で迎えた23戦目は、侑加もうすぐ13歳記念（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（12戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月17日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた24戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

5歳（2013年）

3月10日、約4か月の休み明けで迎えた25戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

5月1日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、相生ペーロン祭特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

5月31日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹村達也騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた30戦目は、ほおずき賞（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で竹村達也騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた31戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹村達也騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた32戦目は、あさがお賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹村達也騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

8月1日、連闘で迎えた33戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、ひまわり賞（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた35戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（10戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

10月11日、連闘で迎えた39戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（11戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。