ブラッシングリー（2018年生、母ティックルゴールド）

ブラッシングリー（2018年1月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「はにかんで。母母名や近親の名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時8歳）と交配したティックルゴールドが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2022年のコデマリ賞(一般C2五以下牝)。

経歴

デビュー前

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

1月17日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。18頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では目立つような脚を使えず18着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

3月27日、中7週で迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

5月2日、中4週で迎えた4戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き13着に終わった。

5月27日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、3歳B C1（園田ダート1400m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた6戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

8月17日、中5週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた8戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったハクサンコマチにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

8月31日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で魚住謙心騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた10戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい5着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十一（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は魚住謙心騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定戦のロベリア賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリープに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月1日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、ナスノマイスターにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月9日、連闘で迎えた15戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい5着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた16戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、タンザナイト賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2七（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったフォートワズワースに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

4歳（2022年）

3月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はボンマルコと並んで2着同着となった。

3月27日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦のアネモネ賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、ビーチリゾートに3/4馬身交わされて2着となった。

4月24日、中3週で迎えた21戦目は、牝馬限定戦のコデマリ賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のピースゼールをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

5月10日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1六（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた23戦目は、シロツメ草特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

7月12日、中5週で迎えた24戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。