カネトシプレア（2001年生、母レザーバンダム）

カネトシプレア（2001年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋祈り」。毛色は鹿毛。種牡馬のエリシオ（当時8歳）と交配したレザーバンダムが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンダム牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方26戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年の一般F8。

経歴

デビュー前

橋本寿正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

7月3日、デビュー戦は佐久間寛志騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

7月24日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

10月6日、中6週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。

11月11日、連闘で迎えた6戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた7戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた8戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般F9（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

4歳（2005年）

1月1日、中2週で迎えた9戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、一般F9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた10戦目は、一般F7（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた11戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般F7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般F7（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般F7（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた14戦目は、一般F5（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は西内忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた15戦目は、一般F11（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は上田将司騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイキクールから1馬身差の2着となった。

4月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般F9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフィールドホープから4馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般F9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般F9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般F8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で上田将司騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

6月5日、連闘で迎えた20戦目は、一般Fハ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で上田将司騎手（8戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチェリーフブキを捕まえ切れず、8馬身差の2着に敗北した。

6月12日、連闘で迎えた21戦目は、一般F11（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で上田将司騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた22戦目は、一般F10（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で上田将司騎手（10戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般F9（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で上田将司騎手（11戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、レイクアメリカンに交わされて2馬身差の2着となった。

7月23日、中1週で迎えた24戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般F8（高知ダート800m 晴/良）に出走。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた25戦目は、一般F8（高知ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は上田将司騎手（12戦0勝）。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタイキサマンサを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

9月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般F6（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（13戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた27戦目は、一般F2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（14戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

10月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、一般F3（高知ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（15戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトンチンカンを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

11月6日、中2週で迎えた29戦目は、ミツイシ元気でね特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で上田将司騎手（16戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。