フィールドサンダー（1993年生、母Matilda the Hun）

経歴

デビュー前

2歳（1995年）

12月2日、デビュー戦は松本達也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

3歳（1996年）

1月7日、中4週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

1月28日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた4戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったアグネストニーにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

3月9日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のエイシンマリオンを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

4月13日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（5戦1勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエメラルドビコーを上がり2位タイの末脚で半馬身差し切って制した。

5月5日、中2週で迎えた8戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の京都4歳特別（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた9戦目は、4歳900万下の白藤ステークス（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったフサイチシンイチにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

6月16日、中3週で迎えた10戦目は、4歳900万下の白丁花ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミナミノテスコにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

7月6日、中2週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳900万下のさくらんぼステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（7戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

12月15日、約5か月半の休み明けで迎えた12戦目は、4歳以上900万下のクリスマスキャロル賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（8戦2勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に敗れた。

4歳（1997年）

1月11日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下の新春賞（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手（9戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下の周防灘特別（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松本達也騎手（10戦2勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の和布刈特別（小倉芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は千田輝彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた16戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の千里山特別（阪神芝2000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月18日、中8週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の朝日岳特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は千田輝彦騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るターゲットグリーンを豪脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月15日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の北海ハンデキャップ（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下の函館日刊スポーツ杯（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月12日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の津軽海峡特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千田輝彦騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下の摩周湖特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で千田輝彦騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。