ベストフィーバー（1992年生、母マダムフィーバー）

ベストフィーバー（1992年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のイブンベイ（当時8歳）と交配したマダムフィーバーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方21戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の一般D3ハ。

経歴

デビュー前

鈴木清厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

6月11日、デビュー戦は根本康広騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

7月29日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で根本康広騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた4戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた6戦目は、星野忍騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で星野忍騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

11月19日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、荒木孝良騎手を鞍上に迎えて、4歳C6（上山ダート1250m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた9戦目は、4歳C6（上山ダート1250m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で荒木孝良騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1996年）

4月14日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた10戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で荒木孝良騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般D3ホ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒木孝良騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般D3ホ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で荒木孝良騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノブルーリボンをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

5月21日、連闘で迎えた13戦目は、一般D3ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で荒木孝良騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のユウシンに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

6月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般D3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で荒木孝良騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で荒木孝良騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月16日、中3週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた16戦目は、佐藤庄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月10日、中7週で迎えた17戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤庄一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般D3ハ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は荒木孝良騎手（8戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた19戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で荒木孝良騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた20戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒木孝良騎手（10戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた21戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般D3ハ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンアイルをクビ差制して勝利を手に入れた。

11月17日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、一般D3（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤庄一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノブルーリボンから1馬身差の2着となった。

12月3日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた23戦目は、一般D3イ（上山ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は荒木孝良騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピーディーマックから1馬身差の2着に敗北した。

5歳（1997年）

1月28日、中7週で馬体重を前走からさらに13kg減らして迎えた24戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C5 13（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月8日、中5週で迎えた25戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5 13（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月16日、約7か月半の休養明けで迎えた26戦目は、一般C5 16（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋文雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた27戦目は、見附正徳騎手を鞍上に迎えて、C5 17（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた28戦目は、一般C5 C6-20（高崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は高橋文雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。