ホロムア（2012年生、母クイーンカアフマヌ）

Holomua

2012.05.13

ホロムア（2012年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「前進する（ハワイ語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時10歳）と交配したクイーンカアフマヌが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方6戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の一般C5。

経歴

デビュー前

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

10月4日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は434kg。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

10月27日、中2週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた2戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシュガーベイに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月15日、中2週で迎えた3戦目は、一般C1-7（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて抜け出し、最後は2着のヤマカツマーフィに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月15日、中3週で迎えた4戦目は、ライヴで金沢競馬賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワビチャに4馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

5歳（2017年）

1月19日、約13か月半の休養明けで迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、メガミチャンに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

2月3日、中1週で迎えた6戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた7戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマイネルシーカーに2馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。