テイエムバトラー（1992年生、母サニーアンドストーミー）

テイエムバトラー（1992年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のペイザバトラー（当時8歳）と交配したサニーアンドストーミーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地15戦0勝、地方28戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の一般C2。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

9月10日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

9月18日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

10月30日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

3歳（1995年）

5月7日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた5戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

5月13日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた7戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた12戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず13着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（5戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

9月24日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（7戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

4歳（1996年）

1月22日、約4か月の休み明けで馬体重を前走からさらに32kg増やして迎えた16戦目は、下田雅晴騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1180m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月29日、連闘で迎えた17戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1180m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月5日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1180m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（中津ダート1180m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったノンスリップデフから4馬身差の2着に敗北した。

2月19日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（中津ダート1180m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のノーザンピアスに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月11日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のブライトエンデバーに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3月18日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカガミバースに2馬身半の差をつけて3勝目を収める

3月23日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーヨーガイセンから1馬身差の2着となった。

4月8日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカガミバースに2馬身の差をつけて4勝目をマークした。

4月13日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で有馬澄男騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のオーゴンハヤテに半馬身の差をつけて制した。

4月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で有馬澄男騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で有馬澄男騎手（9戦5勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で有馬澄男騎手（10戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のエリモサリュートに3馬身の差をつけて6勝目をマークした。

5月27日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で有馬澄男騎手（11戦6勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた30戦目は、鹿児島県桜島賞特別（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で有馬澄男騎手（12戦6勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月30日、中1週で迎えた31戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月6日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（13戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた33戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（14戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（15戦6勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた35戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（16戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタカマツギャロップに半馬身の差をつけて7勝目を収める

10月21日、中6週で迎えた36戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた37戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1997年）

1月18日、中8週で迎えた39戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた40戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた41戦目は、山田寿雄騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた42戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田寿雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた43戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田寿雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。