マツチトセ（1990年生、母マツコトブキ）

Matsu Chitose

1990.05.07

マツチトセ（1990年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーアテンシヨン（当時12歳）と交配したマツコトブキが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方12戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の5歳C1。

経歴

デビュー前

伊藤修司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

6月26日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都芝2000m 曇/重）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた3戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた4戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

10月31日、中7週で迎えた6戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマヤノプレザントからハナ差の2着に惜敗した。

11月7日、連闘で迎えた7戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた8戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、4歳C2イ（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウショウエースから2馬身差の2着となった。

4歳（1994年）

1月2日、中3週で迎えた10戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、5歳C1（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のスマイリングエリをハナ差制して待望の初勝利を挙げた。

4月9日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般C3イ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマタケイチをクビ差制して優勝

6月26日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2イ（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2ロ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（5戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキチェッカーをクビ差制して3勝目を掴み取った。

10月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、一般C1ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で榎伸彦騎手（6戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。