タケショウマックス（2012年生、母オドゥールゲラン）

タケショウマックス（2012年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋最大」。毛色は鹿毛。種牡馬のファルブラヴ（当時14歳）と交配したオドゥールゲランが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富菜牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方17戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2016年の3歳以上C4-3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富菜牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

1月17日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は454kg。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

4月22日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 晴/重）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1600m 内回り晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた4戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 雨/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は佐々木国明騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、ラウレアラテルネに交わされて2馬身差の2着となった。

6月30日、中1週で迎えた7戦目は、うらかわ馬フェスタ賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた8戦目は、景勝様似八景日高耶馬渓賞（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

7月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1600m 内回り曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた10戦目は、北海道消防大会賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、勝ったジュヴァンセルにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

9月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた12戦目は、新ひだか町白鳥広場賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったレオクイックに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

11月5日、中5週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

4歳（2016年）

4月21日、約5か月半の休み明けで迎えた14戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のピクニックガーデンを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（9戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた17戦目は、新冠町判官館森林公園賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（10戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月23日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。