ヨシノストーム（1997年生、母トウシヨウルイス）

ヨシノストーム（1997年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のストームオンザルース（当時14歳）と交配したトウシヨウルイスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は（有）吉永ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方18戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の一般C4。

経歴

デビュー前

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

12月12日、デビュー戦は竹之下智昭騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は472kg。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

3歳（2000年）

2月5日、中5週で迎えた3戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

2月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のたんぽぽ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月8日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

4月2日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月29日、中1週で迎えた8戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップシナモン賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月12日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、4歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスマートプリンスに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月5日、中2週で迎えた11戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、4歳（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマジソンアベニューに5馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

9月4日、中2週で迎えた13戦目は、一般C5イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のタマモシンフォニーをクビ差制して勝利を手中に収めた。

9月16日、中1週で迎えた14戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキーエムジェーからハナ差の2着に甘んじた。

10月4日、中2週で迎えた15戦目は、一般C5（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラエコーに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月19日、中1週で迎えた16戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた17戦目は、一般C4（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田利雄騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトチノビクトリーに1馬身の差をつけて優勝

11月18日、中1週で迎えた18戦目は、佐々木泉騎手を鞍上に迎えて、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた19戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（7戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月12日、中0週で迎えた20戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、一般C4（足利ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2001年）

2月11日、中8週で迎えた21戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐々木泉騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（8戦5勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったノギハヤカゼからクビ差の2着となった。

3月15日、中2週で迎えた23戦目は、一般C4（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木泉騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月2日、中6週で迎えた24戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3ヘ C4イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。