フォーエヴァーマン（2013年生、母サマーアフタヌーン）

フォーエヴァーマン（2013年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「曲名」。毛色は鹿毛。種牡馬のスマートボーイ（当時18歳）と交配したサマーアフタヌーンが21歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方31戦4勝2着8回。主な勝ち鞍は2017年の一般C1八。

経歴

デビュー前

2歳のとき、グランド牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

1月11日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい13着に敗れた。

2月28日、中6週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

4月2日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

5月4日、中4週で迎えた4戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた5戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエブリーナイトを凄まじい末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

6月4日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のグリーンマーブル賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のロートホルン賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったソラトウミノアオに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の久慈みなと・さかなまつり賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木祐騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

9月18日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木祐騎手（5戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったキョウビジンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月2日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木祐騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた13戦目は、岩泉町龍泉洞再開応援（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木祐騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハコダテキミコを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて優勝

10月23日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木祐騎手（8戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカズノヴィグラスに4馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

11月7日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木祐騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木祐騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったレオディーセに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で鈴木祐騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で鈴木祐騎手（12戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったヤマニンスワンキーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2017年）

1月7日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で鈴木祐騎手（13戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったテトラコードに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、初桜賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で鈴木祐騎手（14戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた21戦目は、奥州前沢長者ヶ原廃寺跡賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で鈴木祐騎手（15戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた22戦目は、秋田運河賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で鈴木祐騎手（16戦2勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で鈴木祐騎手（17戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後はバテてしまい5着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で鈴木祐騎手（18戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で鈴木祐騎手（19戦2勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、伸びてきたダンストーンラヴ決め手に屈してクビ差の2着となった。

6月19日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で鈴木祐騎手（20戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で鈴木祐騎手（21戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた28戦目は、横手市山内筏の大杉賞（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は23戦連続で鈴木祐騎手（22戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は24戦連続で鈴木祐騎手（23戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたゴールドフィルド決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

8月14日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は25戦連続で鈴木祐騎手（24戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、勝ったクリスタルテーラーに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

8月26日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は26戦連続で鈴木祐騎手（25戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のトウカイエンプレスに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月11日、中1週で迎えた32戦目は、夏油賞（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は27戦連続で鈴木祐騎手（26戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた33戦目は、花菜好き胡蝶蘭賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で鈴木祐騎手（27戦3勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた34戦目は、南部杯カウントダウン1（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は29戦連続で鈴木祐騎手（28戦3勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。