タンバオー（2018年生、母ウタヒメ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、シンボリ牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、荻野憲夫によって1,458万円で落札された。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2021年）

8月4日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、びらとり温泉美味い宿ゆから賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた2戦目は、一般C4-6（門別ダート1200m 雨/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり3着に敗れた。

9月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、一般C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るタイセツオーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月14日、中1週で迎えた4戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では出色の末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた5戦目は、新ひだか観光協会賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオープストガルテンに8馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

10月19日、中2週で迎えた6戦目は、にぶたに湖賞（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のアレッタレジーナを半馬身振り切って制した。

12月19日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では速い脚を使えず17着に終わった。

4歳（2022年）

2月20日、中8週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず12着に終わった。

4月24日、中8週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は荻野琢真騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

7月2日、中9週で迎えた10戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

8月25日、中7週で迎えた11戦目は、共済ホール特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた12戦目は、ベロニカ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったリッキオにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月22日、中1週で迎えた13戦目は、JA門別馬舞米特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロードシャマールに5馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

10月4日、中1週で迎えた14戦目は、ベンケイソウ特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（9戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた15戦目は、ミズヒキ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（10戦4勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた16戦目は、ポットマム特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（11戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

5歳（2023年）

4月26日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上C12 C2（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（12戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のササノハクズに5馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

5月18日、中2週で迎えた18戦目は、ディスクリートキャット賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑村真明騎手（13戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リッキオに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月31日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、マテラスカイ賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑村真明騎手（14戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた20戦目は、ナツツバキ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で桑村真明騎手（15戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るレイクマーティアを強烈な末脚でハナ差だけ差し切って断然人気に応えた。

7月26日、中3週で迎えた21戦目は、新冠町ふるさと納税特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で桑村真明騎手（16戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフィティアンガを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

8月22日、中3週で迎えた22戦目は、23-24HARDWORK特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で桑村真明騎手（17戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したジークリンデを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月19日、中3週で迎えた23戦目は、サロマ大収穫祭特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で桑村真明騎手（18戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

10月17日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた24戦目は、うまカルフェスin新ひだか特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で桑村真明騎手（19戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた25戦目は、JBCデーはSPAT4で!特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で桑村真明騎手（20戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に敗れた。

2023年11月9日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。