ロードオブシャドウ（2019年生、母パールシャドウ）

ロードオブシャドウ（2019年2月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「道+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時11歳）と交配したパールシャドウが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2023年のイエロー・パロット賞(一般C1九十)。

経歴

デビュー前

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

4月10日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

5月29日、中3週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月23日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

9月4日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

10月15日、中5週で迎えた6戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

2022年10月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月9日、中7週で迎えた7戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、さんかく座特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、最後はアマリリスロッソと並んで4着同着となった。

12月31日、中2週で迎えた8戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、カウントダウン2023賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

4歳（2023年）

1月27日、中3週で迎えた9戦目は、おおいぬ座特別（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

4月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、ビアーグルト賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

5月8日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1八九十（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた12戦目は、ヘルメス賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた13戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、へび座特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

6月28日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、さそり座特別（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

デビュー前

蛯名雄太厩舎（大井）へ入厩。

9月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から9kg戻して迎えた15戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、夢と誇りあるふるさと葛飾賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では出色の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2二三四（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた17戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅調な伸びを見せたが、サヴァリアに交わされて4馬身差の2着となった。

11月13日、中1週で迎えた18戦目は、イエロー・パロット賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のガッツで渋太く粘り込んで、最後は2着のペルペテュエルに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月7日、中2週で迎えた19戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、オールド・パル賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、5着を確保した。

5歳（2024年）

1月26日、中3週で迎えた21戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2二三（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた24戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

4月11日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた25戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のトウシンイマジをクビ差振り切って2勝目を掴み取った。

4月23日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた26戦目は、一般B3（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したビッグベッターを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

5月1日、連闘で迎えた27戦目は、アルクトゥルス特別（名古屋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。