ダイリュウビーナス（2011年生、母キタサンヒボタン）

ダイリュウビーナス（2011年2月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のディープスカイ（当時6歳）と交配したキタサンヒボタンが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカステーブル。戦績は、地方18戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

川島正行厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2013年）

8月6日、デビュー戦は川島正太郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のハイビスカスデビュー（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず3着に終わった。

9月9日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

10月29日、中6週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月4日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島正太郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2014年）

1月6日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島正太郎騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ウツミアーリントンに交わされて4馬身差の2着となった。

2月11日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で川島正太郎騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、クラステプラーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月17日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦の昭夫さん還暦おめでとう記念（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川島正太郎騎手（6戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で川島正太郎騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

6月17日、中9週で迎えた9戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキモサベーに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月22日、中4週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサイショクケンビを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

8月20日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のサードニックスフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦2勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた12戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の芙蓉特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月13日、中4週で迎えた13戦目は、雪ノ下特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は町田直希騎手（3戦2勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1八（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、フクジュソウにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

11月19日、中1週で迎えた15戦目は、彩の国地鶏タマシャモ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ゾッコンガールに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月17日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、伸びてきたレイクマッケンジー決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

4歳（2015年）

1月2日、中1週で迎えた17戦目は、12th ゴールデンホース賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（7戦2勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

1月27日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1五（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。