シゲルペガススザ（2010年生、母ケイウンコスモ）

シゲルペガススザ（2010年2月8日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋ペガスス座」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時18歳）と交配したケイウンコスモが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上雅規。戦績は、中央平地14戦0勝2着1回、地方15戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上雅規から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって315万円で落札された。

日吉正和厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

6月10日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた2戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月11日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

9月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月7日、中4週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた7戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。17頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマンドレイクを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

11月17日、中2週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

12月22日、中4週で迎えた9戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

3歳（2013年）

1月30日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の妙見山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサンバビーンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月23日、中2週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた11戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、6着に入り込んだ。

7月20日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた12戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

8月24日、中4週で迎えた13戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

9月1日、連闘で迎えた14戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

11月14日、中8週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた16戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月6日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた17戦目は、除月賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた18戦目は、ジョイホース横浜賞（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で郷間勇太騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

4歳（2014年）

1月14日、中3週で迎えた19戦目は、鴻巣市観光協会賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷間勇太騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では賦性の闘争心でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

1月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で郷間勇太騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月3日、中4週で迎えた21戦目は、一般C1四五（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で郷間勇太騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で郷間勇太騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

4月27日、中4週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた23戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、新緑特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた24戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、カーネーション特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた25戦目は、若葉特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた26戦目は、ハーベストカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた27戦目は、マーヴェラスカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた29戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、里帰りジョッキーズカップホームタウンカップ（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。