ヤマタケプレーダ（2021年生、母ラブリッサ）

ヤマタケプレーダ（2021年5月13日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+奪いとる、つかみとる(伊)」。毛色は栗毛。種牡馬のベストウォーリア（当時11歳）と交配したラブリッサが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は寺井文秀。戦績は、中央平地6戦0勝、地方11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2025年の一般C2 22。

経歴

デビュー前

1歳のとき、寺井文秀から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山中佳代によって737万円で落札された。

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

9月10日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー中山（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

11月18日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

3歳（2024年）

2月17日、中8週で迎えた4戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

4月21日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい14着に終わった。

7月20日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

9月6日、中6週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた7戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

10月1日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた8戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、一般C29（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた9戦目は、一般C29（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑慧悟騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた10戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C30（名古屋ダート920m 小雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた11戦目は、一般C27（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

11月20日、連闘で迎えた12戦目は、一般C26（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

4歳（2025年）

1月4日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、ウェルカム2025賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2 26（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2 25（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2 24（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、ハイラブサンケイに交わされて2馬身差の2着となった。

3月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2 22（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のメイショウポワロに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。