モンテパラディン（1989年生、母グローバルダイナ）

モンテパラディン（1989年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパドスール（当時10歳）と交配したグローバルダイナが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦3勝、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

小林稔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

7月19日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイワディックを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4歳（1993年）

6月13日、約10か月半の休み明けで迎えた3戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神芝1600m 曇/良）に出走。17頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るタマビッグホープをクビ差だけ差し切って久方ぶりの実戦を制した。

7月4日、中2週で迎えた4戦目は、5歳以上900万下（京都芝1400m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6歳（1995年）

3月25日、約21か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝2500m 小雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月22日、中3週で馬体重を前走から24kg絞って迎えた6戦目は、5歳以上500万下（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のクリールチャンプを半馬身振り切って久々に白星を挙げた。

5月14日、中2週で迎えた7戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の白川特別（京都芝2400m 外回り雨/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

7歳（1996年）

3月24日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、耶馬渓賞（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月14日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、中津桜花賞（中津ダート2180m 雨/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月24日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた10戦目は、山口修騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

8歳（1997年）

4月14日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた11戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口修騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた12戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口修騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。