シゲルリュウキュウ（2011年生、母シゲルウエンセン）

シゲルリュウキュウ（2011年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋『琉球』令制国名（旧国名）」。毛色は鹿毛。種牡馬のストーミングホーム（当時13歳）と交配したシゲルウエンセンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、中央平地3戦0勝、地方12戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2015年の4歳以上C2 25。

経歴

デビュー前

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

4月27日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

8月31日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

9月28日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた4戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 27（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のマグナカルタをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

10月12日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた6戦目は、チャレンジシリーズ第28戦（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

11月16日、中2週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったインワンブレスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったエリモゲイルに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4歳（2015年）

1月2日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2 33（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山下裕貴騎手（7戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したシゲルネムロを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月15日、中7週で迎えた12戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山下裕貴騎手（8戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったイノチノカギリに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月4日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山下裕貴騎手（9戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサクラロードに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月4日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で山下裕貴騎手（10戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

5月23日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた15戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で山下裕貴騎手（11戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。