タケデンアビリテイ（1994年生、母タケデンビリアン）

タケデンアビリテイ（1994年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンボンド（当時8歳）と交配したタケデンビリアンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）安藤牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方30戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の5歳以上C2。

経歴

デビュー前

元石孝昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

6月15日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

6月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

11月8日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

11月16日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。

4歳（1998年）

4月14日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般D3ハ（上山ダート1300m 雨/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったパワーフロムワンから1馬身差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた6戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた7戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月23日、中3週で迎えた8戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のユリノビジンに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月7日、中1週で迎えた9戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた10戦目は、一般D3ハ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で前野幸一騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のセントサンシーに2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

8月3日、中1週で迎えた11戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1250m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のガイカキングオーに2馬身の差をつけて優勝

8月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般D3（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月5日、中6週で迎えた13戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた14戦目は、一般D3イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイフクジョージからクビ差の2着に甘んじた。

11月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般D3ハ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルハチイーグルに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般D3（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（10戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイカアーバスから1馬身差の2着に敗北した。

5歳（1999年）

1月10日、中5週で迎えた17戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤクモシャルードを上がり0位の末脚で半馬身差し切って5勝目を奪取した。

1月25日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキョウワクイーンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて6勝目をマークした。

1月31日、連闘で迎えた19戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

5月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた21戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた22戦目は、岡元隆太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた24戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡元隆太騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた27戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた28戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた30戦目は、安楽成秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

6歳（2000年）

2月6日、約4か月の休み明けで迎えた31戦目は、4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた32戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

3月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。