カスミエンジェル（1997年生、母ウオローガール）

Kasumi Angel

1997.04.30

カスミエンジェル（1997年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のナグルスキー（当時16歳）と交配したウオローガールが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は福島県、生産者は（有）篠木牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

9月19日、デビュー戦は池田鉄平騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は424kg。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく最後はスズファイティングと並んで5着同着となった。

10月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田鉄平騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

3歳（2000年）

3月18日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた6戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

7月8日、中9週で迎えた7戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。

8月12日、中4週で迎えた8戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったエアステビアに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

10月1日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。