スズファイティング（1997年生、母スズカーニバル）

スズファイティング（1997年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のルション（当時16歳）と交配したスズカーニバルが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小河牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方37戦10勝2着6回。主な勝ち鞍は2002年の一般C3一。

経歴

デビュー前

久保田敏夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

9月19日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は490kg。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず最後はカスミエンジェルと並んで5着同着となった。

10月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

3歳（2000年）

5月7日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた5戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/重）に出走。17頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた6戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

7月1日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた9戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた10戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は金子光希騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

11月12日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた12戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、4歳B2（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた13戦目は、4歳B（上山ダート1500m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた14戦目は、4歳B2（上山ダート1300m 雪/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田延由騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のアメリカンブルーに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2001年）

1月3日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のナイトロガールに8馬身の差をつけて優勝

1月7日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた16戦目は、一般C（中津ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキャッスルタイガーに3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

1月25日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のソブリンクリークに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月1日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のムテキダッチューノをハナ差制して怒涛の5連勝を決めた。

3月9日、中4週で迎えた19戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のカネミズキをクビ差振り切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

3月27日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワンポイントクロスに5馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

4月21日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、パンネビーノに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したバトルクイーンを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

6月4日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下貴光騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、レーシングマジックに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月18日、中1週で迎えた25戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エアランブルに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月22日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパーソロングリンに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月13日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた30戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

5歳（2002年）

1月30日、約5か月の休養明けで迎えた31戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた32戦目は、一般C3三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカキノシラユキから1馬身差の2着に敗北した。

3月15日、中3週で迎えた33戦目は、一般C3三（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

5月1日、中6週で迎えた34戦目は、一般C3四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のキングスルーラーに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月24日、中2週で迎えた35戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るユメミルアミーを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月7日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったメルクリオスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月27日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2六ア（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2九十（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた39戦目は、ハンデ戦の一般C2七 C3一（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で酒井忍騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた40戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた41戦目は、一般C2六（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（9戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた42戦目は、一般C2六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（10戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた43戦目は、一般C2八九（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（11戦2勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。

6歳（2003年）

6月15日、約8か月の休み明けで迎えた44戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（12戦2勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

7月18日、中4週で迎えた45戦目は、一般C3八九（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（13戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

9月9日、中7週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた46戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた47戦目は、有明新報カップ（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月5日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた48戦目は、嶋崎公治騎手を鞍上に迎えて、大観峰カップ（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。