カノヤマグニ（1998年生、母セイランパレス）
Kanoya Magni
1998.05.20
カノヤマグニ（1998年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマグニテユード（当時23歳）と交配したセイランパレスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は青藍牧場。戦績は、地方29戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の3歳。
経歴
デビュー前
手島勝利厩舎（佐賀）へ入厩。
2歳（2000年）
7月9日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
7月21日、中1週で迎えた2戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。
8月5日、中1週で迎えた3戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。
8月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上悦児騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。
10月2日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
10月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は井上悦児騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したナイキチケットを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。
11月23日、中5週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。
12月2日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゴールドヤマトに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
3歳（2001年）
1月2日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は井上悦児騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。
1月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 小雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上悦児騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
2月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上悦児騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。
2月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上悦児騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。
7月29日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた13戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るヨシノチグサを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久々の実戦を物にした。
9月22日、中7週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて3着に終わった。
10月21日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミラーマイルズに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
11月3日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシャインドメストをアタマ差振り切って雨下の激闘を制した。
11月24日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川野幸治騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。
12月15日、中2週で迎えた18戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
12月31日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は川野幸治騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るチクシダイオスキーを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って5勝目を掴み取った。
4歳（2002年）
2月2日、中4週で迎えた20戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（6戦4勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。
3月3日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（7戦4勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。
7月14日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（8戦4勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。
8月3日、中2週で迎えた23戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
8月18日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（9戦4勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
9月7日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（10戦4勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。
10月6日、中3週で迎えた26戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（11戦4勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。
11月3日、中3週で迎えた27戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。
11月23日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（12戦4勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。
5歳（2003年）
6月8日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた29戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（13戦4勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。