チクシダイオスキー（1997年生、母ミサキマリヌーン）

チクシダイオスキー（1997年3月23日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時23歳）と交配したミサキマリヌーンが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は木稲牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方40戦19勝2着8回。主な勝ち鞍は2003年のスイートピー特別(B1)。

経歴

デビュー前

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

11月25日、デビュー戦は嶋田高宏騎手を鞍上に据えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた2戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

4歳（2001年）

2月8日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスギノパワーアップから1馬身半差の2着に敗北した。

2月21日、中1週で迎えた4戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミノシリウスからハナ差の2着に甘んじた。

3月1日、連闘で迎えた5戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイメイマークに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月8日、中4週で迎えた6戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイメイマークをハナ差制して優勝

4月30日、中2週で迎えた7戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 小雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のツルマルハヤテに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月13日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエスペラールに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月3日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエスペラールに6馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月24日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のラックスセーラーに7馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

7月22日、中3週で迎えた11戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホワイトタッチに2馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

11月14日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のトップハリケーンをクビ差振り切って貫禄の8連勝を決めた。

12月2日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のウッディハートをクビ差振り切って驚異の9連勝を決めた。

12月16日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシャインドメストを半馬身振り切って10連勝を達成した。

12月31日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カノヤマグニにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5歳（2002年）

1月13日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のケイウンアイドルをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

2月10日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトモノアイデアに2馬身の差をつけて優勝

2月25日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（7戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のネオフレイズに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月10日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（8戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したザブラックヘイローを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月13日、中4週で迎えた20戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（9戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオカノブーケに2馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

5月3日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で山口勲騎手（10戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキタサンドラゴンに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月25日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山口勲騎手（11戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンエムエントロスに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月9日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山口勲騎手（12戦10勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンエムエントロスに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月30日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で山口勲騎手（13戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリンデンリバティーに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月1日、約5か月の休養明けで迎えた25戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山口勲騎手（14戦12勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キングボスに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

12月22日、中2週で迎えた26戦目は、バラ特別（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で山口勲騎手（15戦12勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マルシゲサーパスにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6歳（2003年）

1月4日、中1週で迎えた27戦目は、シクラメン特別（佐賀ダート1800m 雪/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で山口勲騎手（16戦12勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた28戦目は、フリージア特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で山口勲騎手（17戦12勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキングボスを捕まえ切れず、9馬身差の2着となった。

2月10日、中1週で迎えた29戦目は、福寿草特別（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で山口勲騎手（18戦12勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた30戦目は、マーガレット特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は20戦連続で山口勲騎手（19戦12勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた31戦目は、バイオレット特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は21戦連続で山口勲騎手（20戦12勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた32戦目は、すみれ特別（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で山口勲騎手（21戦12勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた33戦目は、スイートピー特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で山口勲騎手（22戦12勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のザブラックヘイローに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月3日、中2週で迎えた34戦目は、カーネーション特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で山口勲騎手（23戦13勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた35戦目は、菖蒲特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で山口勲騎手（24戦13勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた36戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、アマリリス特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ザブラックヘイローに半馬身交わされて2着となった。

6月29日、中2週で迎えた37戦目は、あじさい特別（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（25戦13勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

11月9日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた38戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、さざんか特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く最後はマッキーダンサーと並んで5着同着となった。

11月30日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた39戦目は、もみじ特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（26戦13勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた40戦目は、バーベナ特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（27戦13勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

7歳（2004年）

1月4日、中1週で迎えた41戦目は、バラ特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（28戦13勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた42戦目は、シクラメン特別（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（29戦13勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。