ファイアーフォース（1989年生、母クインエクスプレス）

ファイアーフォース（1989年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のワツスルタツチ（当時6歳）と交配したクインエクスプレスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地12戦1勝、地方31戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

5月2日、デビュー戦は横田吉光騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は436kg。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリトミックに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月20日、中4週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下の手稲山特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横田吉光騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横田吉光騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で横田吉光騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた6戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1000m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

4歳（1993年）

1月5日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は横田吉光騎手（5戦1勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた9戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

2月13日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は横田吉光騎手（7戦1勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は徳吉孝士騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

6月21日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた13戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったツルマイロードからクビ差の2着に惜敗した。

7月20日、中1週で迎えた15戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C1（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた16戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、東北リーディングジョッキー招待（上山ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月22日、中0週で迎えた17戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワハイドンに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月6日、中1週で迎えた18戦目は、長月特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワハイドンからクビ差の2着に甘んじた。

10月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3ロ（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤギフローカンからハナ差の2着に甘んじた。

11月3日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤギフローカンから4馬身差の2着に敗北した。

11月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（上山ダート1700m 小雪/不良）に出走。鞍上は7戦連続で長橋秀樹騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1994年）

4月10日、約4か月半の休み明けで迎えた24戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で長橋秀樹騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で長橋秀樹騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた26戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2ロ（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（11戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（12戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（14戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた31戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（15戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた32戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（16戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で長橋秀樹騎手（17戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた34戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で長橋秀樹騎手（18戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマウントベイカーから3/4馬身差の2着となった。

9月18日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で長橋秀樹騎手（19戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2ロ（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で長橋秀樹騎手（20戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた37戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で長橋秀樹騎手（21戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月31日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた38戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で長橋秀樹騎手（22戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で長橋秀樹騎手（23戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた40戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で長橋秀樹騎手（24戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1995年）

1月3日、中4週で迎えた41戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg減らして迎えた42戦目は、一般（盛岡ダート1100m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた43戦目は、一般（盛岡ダート1100m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本裕次郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。