リリーセブン（2001年生、母スーパーセブン）

Lily Seven

2001.04.30

リリーセブン（2001年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時7歳）と交配したスーパーセブンが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下農場。戦績は、地方17戦3勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 17戦3勝 [3-0-2-12/17]
• 総賞金 国内: 380万円
• 生年月日: 2001年4月30日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牝
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 山藤統宏 大井
• 馬主: 高山昭
• 生産者: （有）村下農場
• 抹消情報: 地方：2005年11月1日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 3馬身

ベストレース

• レース名: 3歳
• 日付/馬齢: 2004年1月21日/3歳
• コース: 大井ダート1200m 右
• 着順: 1着
• 人気: 6番人気
• 馬番/頭数: 14番/14頭
• 天候: 晴 7.3℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/稍速
• レースラップ: 平均=12.3/ラスト=13.7
• レースペース: 稍ハイ
• 通過順位: 6-5
• 馬体重 増減: 525kg -3
• 出走間隔: 中1週
• 騎手 斤量: 脇本一幸 53.0kg

血統

概要

母のスーパーセブンは地方36戦7勝2着5回。父のサニーブライアンは中央G1・2勝（中山芝[2000m],東京芝[2400m]）。

近親馬

• • 半兄: ウインブレイズ 1997/JPN/メジロライアン
  ウインブレイズ

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Blenheim＝His Grace	7*7×5*7	5.46%
き	Fairway＝Pharos	7*7×6	3.12%
きS	Bull Dog＝Sir Gallahad	7*7*7*7	3.12%
牡	Native Dancer	6×4	7.81%
牡	Nasrullah	6*6×6	4.68%
牡	Nearco	6*7*7*7×7*7	5.46%
牡	月友	6×7	2.34%
牡	Discovery	7×6	2.34%
牡	Hyperion	7*7*7×7	3.12%
牡	Blue Peter	7×7	1.56%
牡S	Blue Larkspur	7*7	1.56%
牡M	Blandford	6*7*7	3.12%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 ブライアンズタイム 1985 （USA）		Roberto 1969 （USA）	Hail to Reason	Turn-to
				Nothirdchance
			Bramalea	Nashua
				Rarelea
		Kelley's Day 1977 （USA）	Graustark	Ribot
				Flower Bowl
父 サニーブライアン 1994 （JPN）			Golden Trail	Hasty Road
				Sunny Vale
		スイフトスワロー 1977 （USA）	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
父の母 サニースイフト 1988 （JPN）			Homeward Bound	Alycidon
				Sabie River
		サニーロマン 1974 （JPN）	フアバージ	Princely Gift
				Spring Offensive
			フアイナルクイン	フアイナルスコア
				ツキカワ
母の父 ブラビオー 1977 （JPN）		カウアイキング 1963 （USA）	Native Dancer	Polynesian
				Geisha
			Sweep In	Blenheim
				Sweepesta
		カツラアサヒ 1972 （JPN）	レベルコ	Tanerko
				Relance
母 スーパーセブン 1986 （JPN）			ペルメル	Pall Mall
				Novice
		ムーリン 1971 （FR）	Kashmir	Tudor Melody
				Queen of Speed
母の母 フジノムーリン 1982 （JPN）			Golden Glory	Never Say Die
				Golden Twilight
		タイガーフジ 1971 （JPN）	ソロナウエー	Solferino
				Anyway
			カツラフジ	ゲイタイム
				マシフジ

血統分類

• サイアーライン: ロベルト系
• ファミリーナンバー: 12

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2005/10/07 大井	ダ1500m 重 雨	一般C3一	ヒポカンパス 1.5	6 / 12	5枠 6番	早見多加志	53kg		5人	6-5-5-5	41.0 / 37.4	556	+9
2005/09/16 大井	ダ1200m 良 晴	一般C3一二	(ショウリノタッチ) -0.1	1 / 13	8枠 13番	早見多加志	53kg		4人	6-5	38.0 / 36.2	547	+2
2005/08/30 大井	ダ1400m 良 曇	一般C3七八	(テルオジョウ) -0.1	1 / 14	3枠 4番	早見多加志	53kg		8人	9-9-9	38.7 / 38.4	545	+2
2005/08/13 大井	ダ1400m 稍 曇	一般C3六七	ティアーモ 1.1	3 / 14	6枠 10番	早見多加志	53kg		11人	5-5-6	39.4 / 37.0	543	0
2005/08/01 大井	ダ1200m 良 晴	一般C3七八	エモーション 1.9	13 / 13	8枠 13番	脇本一幸	53kg		4人	5-5	40.4 / 35.9	543	0
2005/07/11 大井	ダ1200m 稍 晴	一般C3八九	ブルーバニヤン 0.8	3 / 14	4枠 6番	脇本一幸	53kg		7人	1-1	39.4 / 35.1	543	+3
2004/10/31 大井	ダ1500m 不 曇	3歳	ビューティクエスト 3.8	13 / 13	8枠 12番	山田信大	53kg		11人	10-9-10-10	43.0 / 39.4	540	+14
2004/10/16 大井	ダ1500m 良 曇	3歳	リュウサフラン 1.1	9 / 14	8枠 14番	山田信大	53kg		9人	11-11-11-11	40.3 / 38.4	526	-15
2004/09/28 大井	ダ1500m 不 曇	3歳	コンコルドフライト 0.8	8 / 14	3枠 4番	的場文男	53kg		2人	1-1-1-1	42.2 / 37.3	541	0
2004/09/14 大井	ダ1500m 良 晴	3歳	チェリーフォティ 1.8	7 / 12	5枠 6番	山田信大	53kg		5人	6-5-4-3	41.3 / 38.5	541	+6
2004/08/16 大井	ダ1500m 重 曇	3歳	エビスライアン 1.4	8 / 14	4枠 6番	山田信大	53kg		7人	1-1-1-1	41.3 / 38.4	535	-2
2004/04/08 大井	ダ1600m 良 晴	3歳	リトルフェリス 0.9	4 / 9	8枠 8番	鷹見浩	53kg		3人	4-4-5-5	41.1 / 38.2	537	+9
2004/03/16 大井	ダ1500m 良 晴	3歳	サミンクライシス 2.2	11 / 14	5枠 8番	脇本一幸	53kg		3人	2-4-4-5	41.7 / 38.2	528	-15
2004/03/01 大井	ダ1600m 良 雪	3歳	ホクトオーザ 1.5	6 / 10	2枠 2番	脇本一幸	53kg		3人	4-5-5-5	41.3 / 38.9	543	+8
2004/02/13 大井	ダ1400m 良 晴	3歳	プロスパークリーク 0.5	4 / 13	6枠 8番	脇本一幸	53kg		10人	10-11-11	39.1 / 37.3	535	+10
2004/01/21 大井	ダ1200m 良 晴	3歳	(スペシャルバローズ) -0.6	1 / 14	8枠 14番	脇本一幸	53kg		6人	6-5	39.1 / 36.4	525	-3
2004/01/10 大井	ダ1000m 良 晴	3歳	ガーナフォンテン 1.4	7 / 11	6枠 6番	脇本一幸	53kg		11人	9-9	38.0 / 37.3	528	0

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

山藤統宏厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2004年）

1月10日、デビュー戦は脇本一幸騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は528kg。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るスペシャルバローズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（2戦1勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

3月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 雪/良）に出走。鞍上は4戦連続で脇本一幸騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3月16日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で脇本一幸騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

4月8日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた6戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

8月16日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた9戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

10月16日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

10月31日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

4歳（2005年）

7月11日、約8か月半の休み明けで迎えた12戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は脇本一幸騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では稟性の闘争心でゴールまでタレずに走り切り、3着に入った。

8月1日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（6戦1勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は力尽きて13着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた14戦目は、早見多加志騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月30日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早見多加志騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のテルオジョウを半馬身振り切って久々に白星を挙げた。

9月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早見多加志騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のショウリノタッチを3/4馬身振り切って3勝目を手に入れた。

10月7日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3一（大井ダート1500m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で早見多加志騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。