パオン（1984年生、母イースターパレード）

Phaon

1984.04.12

パオン（1984年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のゼロフアイター（当時10歳）と交配したイースターパレードが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

伊藤竹男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

3月8日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に敗れた。

3月15日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた3戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

4月19日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、グレイトビクトリに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

5月2日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。