モガミソロン（1983年生、母シル）

Mogami Tholon

1983.05.12

モガミソロン（1983年5月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパーソロン（当時23歳）と交配したシルが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、中央平地9戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1986年の4歳以上400万下(牝)。

経歴

デビュー前

本郷重彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

6月8日、デビュー戦は4歳未勝利（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。鞍上は原昌久騎手。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったロイヤルミユキに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

6月22日、4歳未勝利（札幌ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

6月28日、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原昌久騎手。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったライラックレディにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

7月27日、4歳未勝利（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小島太騎手。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシンボリソレイユに2馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。

9月13日、牝馬限定の4歳以上400万下（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

9月27日、4歳以上400万下（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は原昌久騎手。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

10月18日、4歳以上400万下の河口湖特別（東京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

11月8日、4歳以上400万下の相模湖特別（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は菅原泰夫騎手。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月30日、牝馬限定の4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小島太騎手。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のレディーホウヨウをクビ差振り切ってトップでゴールインした。