ムーンフィーバー（1992年生、母エイプリルブライド）

ムーンフィーバー（1992年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のムーンマッドネス（当時9歳）と交配したエイプリルブライドが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原達也。戦績は、中央平地10戦1勝、地方14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

前田禎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

4月29日、デビュー戦は細川英二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

6月17日、中6週で迎えた2戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

7月22日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のフジエスポワールを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月23日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は細川英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、苛烈なペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい14着に敗れた。

4歳（1996年）

1月6日、中1週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

3月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は横山義行騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた8戦目は、卯月特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（5戦1勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下の三条特別（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

6月15日、中5週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で横山義行騎手（7戦1勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

11月4日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた13戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月30日、中4週で迎えた14戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2-5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（1997年）

1月11日、中1週で迎えた15戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2-5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2 C3-5（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田弘一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-6（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米田弘一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルスイジンから1馬身半差の2着に敗北した。

2月15日、連闘で迎えた18戦目は、一般C1 C2-4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で米田弘一騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米田弘一騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-6（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックマジックに1馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

3月30日、中1週で迎えた21戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は米田弘一騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月31日、中5週で迎えた23戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた24戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。