ミラボー（2013年生、母ルクールダンジェ）

ミラボー（2013年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「フランスの地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のバゴ（当時12歳）と交配したルクールダンジェが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）吉田ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方38戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2016年の一般B2二。

経歴

デビュー前

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

1月30日、デビュー戦は伴啓太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1600m 曇/不良）に出走。馬体重は432kg。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

4月3日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

5月22日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳B7（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた5戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキングヘラクレスを豪快な末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

7月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の石本頼子誕生日記念3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

8月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のアイドルを半馬身振り切って2勝目を手に入れた。

8月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したウイングリニッジにハナ差届かず2着に甘んじた。

8月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったウイントリオンフに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月6日、連闘で迎えた11戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で青柳正義騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1七（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で青柳正義騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のハニーブーケを半馬身振り切って優勝

10月18日、中1週で迎えた13戦目は、菊花フェスティバル特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で青柳正義騎手（8戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のライフトップスターを半馬身振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

11月8日、中2週で迎えた14戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

12月6日、中3週で迎えた15戦目は、一般B2二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のガッテンキャンパスに2馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

12月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（10戦5勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4歳（2017年）

3月23日、約3か月の休み明けで迎えた17戦目は、サバ祭り特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（11戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた18戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（12戦5勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた20戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2四（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（13戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた23戦目は、県紙ひこうき大会特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（14戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキラメキオーに8馬身の差をつけて制した。

8月20日、中5週で迎えた26戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、Gateway Summer Dirt（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったゴールドバリオスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2四（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（15戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2三（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（16戦6勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月26日、連闘で迎えた29戦目は、一般B2二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（17戦6勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた30戦目は、一般B2四（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（18戦6勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2五（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた32戦目は、紀代美ちゃん古希おめでとう杯（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

11月26日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた34戦目は、小林勝美生誕60周年記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったセンノギモーヴに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月21日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2四（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2018年）

3月26日、約3か月の休養明けで迎えた36戦目は、“ポッ”イントもらっちゃおう楽天競馬賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた37戦目は、すず塩田村揚浜市特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

5月20日、中5週で迎えた38戦目は、卓球サークルGAPPA岡野団長卒団記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（19戦6勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたステイクロース決め手に屈してアタマ差の2着となった。

6月3日、中1週で迎えた39戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（20戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた40戦目は、一般B2四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（21戦6勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。