ツキノシンシア（1990年生、母ヘキセンシスコ）

経歴

デビュー前

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

12月5日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

12月26日、中2週で迎えた2戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

3歳（1993年）

1月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は大西直宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

7月18日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 小雨/重）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

7月25日、連闘で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

8月14日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で嶋田高宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で嶋田高宏騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したワイルドガリバーを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

9月25日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で嶋田高宏騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

10月10日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で嶋田高宏騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマジックフィールに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（1994年）

4月24日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は嶋田高宏騎手（6戦1勝）。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（7戦1勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田高宏騎手（8戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で嶋田高宏騎手（9戦1勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

12月7日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた15戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた16戦目は、古澤泰博騎手を鞍上に迎えて、寒椿特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1995年）

1月6日、中0週で迎えた17戦目は、福寿草特別（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月5日、中3週で迎えた18戦目は、一般B2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は古澤泰博騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のエヌケーリッチをハナ差制して久方ぶりに勝利を挙げた。

2月20日、中1週で迎えた19戦目は、ヒヤシンス特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古澤泰博騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた20戦目は、さわらび特別（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古澤泰博騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で古澤泰博騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月18日、中6週で迎えた22戦目は、柴嵜勝騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。